こんにちは！
東京都品川区　大井町みはらし通り鍼灸整骨院・西大井駅前鍼灸整骨院です。

 今回は最近注目されている『猫背』についてお伝えします。
 
テレワークを導入してお仕事されているかたが去年より２.６倍も増えつつあり、より一層外出自粛による運動不足が続いているかと思います。
今はスマホやテレビゲーム、パソコンが小さなお子様から手に触れられるまで浸透していて『子供猫背』と言う言葉もあるぐらいです。
相対的に座る時間も長くなり、気づいたときにはだらっと座ってしまい、いつの間にかその座り方が板についている　そんな状況だと思います。

 
すると、どうしても猫背になってしまいます！
猫背は実は身体に様々な悪影響を与えてしまうということは、ご存知ですか？
 
今回は猫背が身体に及ぼす影響をブログで書かせてただきます。

酸素の摂取量の低下

ん？どういうこと？
 
と思う方は多いでしょう。
 
 
成人の１度の酸素摂取量は約５００ml。
１分間でおよそ２０回呼吸をすると言われているので２８８００回呼吸をします。
人間は１日に膨大な量の酸素を肺を介して血中に取り込んでいるのですが、
猫背が続いたり姿勢が悪くなると、横隔膜や胸郭が圧迫され、
１回の呼吸量が５０ml減少します。
 
つまり１日に２５０l呼吸量が減少するのですが、
これがどんな影響を及ぼすかと言うと
 
・思考力・集中力の低下
脳が消費する酸素は消費酸素量の２０％。脳への酸素不足は正常な脳の働きを阻害してしまいます。
・脂肪燃焼の低下
呼吸量が低下すると、代謝が悪くなってしまいます。
・内臓の不活化
・疲労しやすい

などなどこのような事が起こる可能性があります。
 

肩こり・腰痛の慢性化

・肩こり
頭の重さをご存知でしょうか。
 
実は頭の重さは体重の １０％あると言われています。
猫背によって首の傾きが強くなり頭が前に出れば、当然それを支える肩や首の筋肉に負担がかかります。
また、肩甲骨が外側に開く、いわゆる『巻き肩』になれば負担は倍増します。
 
肩こりを長く放置すると、頭痛やめまい・眼精疲労の原因にもつながります。
 
一方、頭が前に出て頚椎の負担をかけ続けると手や腕の痺れにもつながります。
代表的な手や腕に痺れを出す疾患(頸椎ヘルニア、頚椎症など)になります。
 
症状にもよりけりですが、手や腕の痺れが出現すると早めの専門医や整骨院・接骨院の診察をお勧めします。
頸椎疾患を長く放置してしまうと、手術が必要になるからです。

 
 
・腰痛
今や自覚症状の中で有訴率は男性が１位、女性は２位と合計１番多い、国民病です。
その中でもほとんどの腰痛は非特異性腰痛と言われるもので、不良姿勢が原因で起こります。
中には老化による退行変性をきたすものもありますが、不良姿勢により何度も腰椎に負担をかけてしまったものが大きな原因です。
腰椎に負担をかけ続けてしまうと頸椎同様に足に痺れをきたします。
代表的な足の痺れを出す疾患がこちらです。
 
特に有名なのはヘルニアや狭窄症です。頸椎疾患同様、重症化してしまうと手術が必要になります。

見た目年齢の老化

猫背の人は、実年齢よりもなんと５才ほど、上にみられてしまいます。
これは男性よりも女性に顕著に現れるそうです。
女性の自覚的症状の第１位は肩こりなので、やはり女性にとって猫背は悪影響と言えるでしょう。
 

 
 
 
 
 
 
いかがでしたでしょうか？
まだまだ、猫背によってさまざまな症状や影響はありますが、やはりどれにおいても悪い影響です。
 
当院では、しっかりと原因となっている体の歪みをしっかりと直していくための治療を行なっております。
また、今回は記載しませんでしたが、姿勢をキープするために必要不可欠なインナーマッスルを鍛えるために楽トレ（EMS）もご提供させていただいております。

 
猫背は放置しておくと、今だけでなく将来的にもさまざまな悪影響を及ぼします。
ご自身の中で、姿勢気になるなぁ、どこに行っても腰痛や肩こりが治らないなぁ
と心当たりがある方は
ぜひ一度　
東京都品川区　大井町みはらし通り鍼灸整骨院・西大井駅前鍼灸整骨院までご相談ください！